拙著について書く前に、公式問題集は5冊全冊必須です。
学習の順序は、出版年度の古いもの→出版年度の新しいものです。
具体的には、表紙が青→表紙が赤→表紙がグレー→表紙が緑→表紙がピンクの順です。

ただし、短期間で点数UPを実現したい場合は、突然公式問題集を使って練習をするのではなく、各パートごとの出題の特徴や攻略法の理解が先です。拙著で学習する場合はあれば、下記の本になります。

語彙

拙著「TOEIC テスト 英単語出るのはこれ！」（講談社）を、できれば2～3週間で全部覚えて下さい。覚える順番は、パート5＆6→パート7→リスニングセクションです。
覚える際には、英単語→日本語の意味(日本語の意味が複数あるものは複数全て)→例文
の順です。類語や派生語は後回しでも構いません。TOEICテスト特有の頻出語彙もありますし、パート5＆6では語彙＆イディオム問題が4割以上を占めます。最近はビジネス関連語彙の出題も多いです。同じ単語でも、ビジネス関連で使う場合は多くの人が知っている意味意外の意味であることも少なくありません。また、過去に出題された語彙＆イディオムの再出題もある程度あるので、単語本がずれていると、なかなか点数に結び付きません。

「TOEIC テスト 英単語出るのはこれ！」（講談社）

リスニングセクション

「CD付 中村澄子のリスニング目標スコア達成テクニック
TOEIC(R)L&R テスト リスニング 徹底攻略と模試」（ダイヤモンド社）
＊特にパート2は出題傾向の変化が顕著なので、古い時期に書かれたものは使わないことです。
＊パート3＆4では、設問文と選択肢の先読みも必須です。

「CD付 中村澄子のリスニング目標スコア達成テクニック
TOEIC(R)L&R テスト リスニング 徹底攻略と模試」（ダイヤモンド社）

リーディングセクション　パート5＆6対策

文法がある程度わかる方

2018年11月発売の「炎の千本ノック」→2017年12月発売の「1日1分！TOEIC L&Rテスト 千本ノック！」→2015年7月発売の「新TOEIC TEST 中村澄子の千本ノック! 即効レッスン1」のように、発行年度の新しい本から古い年度の順でお使いください。
（14年間毎年1冊ずつ出していますが、2016年度だけ一度に3冊出しています。）

「1日1分！TOEIC® L＆Rテスト 炎の千本ノック！(これなら続けられる英語の筋トレ)」

「1日1分！TOEIC®L＆Rテスト 千本ノック！」2017年版

「新TOEIC® TEST 中村澄子の千本ノック！即効レッスン1」2015年版

文法が苦手な方

（1）「TOEICL&Rテスト　パート5＆6　攻略」（ダイヤモンド社）を読み、頻出文法問題について理解する。
少し文法がわかる方には上記ダイヤモンド社の本より、TOEICテスト　パート5＆6　出るのはこれ！」（講談社）の方をお勧めします。

「TOEICL&Rテスト　パート5＆6　攻略」（ダイヤモンド社）

TOEICテスト　パート5＆6　出るのはこれ！」（講談社）

（1）を読んだ後で、2016年12月に発売の「千本ノック」（祥伝社）の
表紙が太陽のピンクのものと、表紙が月の青いものを読みマスターする。
＊（理想的には）その後で、2018年11月発売の「炎の千本ノック」→2017年12月発売の「1日1分！TOEIC L&Rテスト 千本ノック！」→2015年7月発売の「新TOEIC TEST 中村澄子の千本ノック! 即効レッスン1」の順番にお使い下さい。

「TOEIC LISTENING AND READING TEST千本ノック! 新形式対策 絶対落とせない鉄板問題編 (祥伝社黄金文庫) 」

「TOEIC LISTENING AND READING TEST千本ノック! 新形式対策 解ければ差がつく良問編 (祥伝社黄金文庫)」

リーディングセクション　パート7対策

「TOEIC(R) L&R テスト パート7攻略 中村澄子のリーディング新・解答のテクニック」
パート7を攻略するには、少し長めの複文を速いスピードで頭から読める力を身につけなければなりません。それとは別に、現在のパート7の多大な問題量を要領よく、多くの問題を残さないで時間内にとくには、読み方のコツや攻略法の習得も必要です。後者の習得にお勧めの1冊です。

「TOEIC(R) L&R テスト パート7攻略 中村澄子のリーディング新・解答のテクニック」